どうもこんにちは! やがみおじさんです
4年ぶりにハルヒの新刊がでる!というニュースを見てふと昔を思い出しました。
ライトノベル。おじさんがもしこれに出会っていなければ、自作小説を書いたホームページを公開し、それを自慢げに友達に読ませた黒歴史は存在せず。
未だに「何かに使えるのでは?」とキャラやら武器やら世界設定をパソコンのメモ帳に書き溜めているような痛々しいおじさんは生まれていなかったんだろうな、と感慨にふけってしまいます(´ω`)
前置きが長くなりましたが、今回はおじさんがリアル中坊の頃にドハマりし、現在の「やがみおじさん」を構成する大切ファクターとなったライトノベルをいくつかご紹介したいと思います。数十年前の話なのでラインナップが古く、文章量は多めですがご容赦ください。
近頃はまったく読んでないので、最近の作品は分からぬ
灼眼のシャナ
出典:ライトノベル「灼眼のシャナ」第1巻表紙
高橋弥七郎先生のライトノベル作品。イラストは涼宮ハルヒシリーズでも有名ないとうのいぢ先生。ライトノベルは外伝作品も含めて全28巻で完結。アニメ化もされた。
あらすじ
主人公「坂井悠二」は、ある日怪物の出現と共に非日常の世界に巻き込まれて、名も無き少女と出逢う。少女は人知れず人を喰らう異世界人“紅世の徒”を探し討滅する「フレイムヘイズ」と呼ばれる者たちの1人だった。平凡な高校生だった悠二の日常はこの出会いによって一変、紅世の徒とフレイムヘイズたちの壮絶な戦いに巻き込まれていく。
おじさんの感想
おじさんを設定厨にした戦犯のライトノベル。とにかく洪水のように押し寄せる固有名詞のオンパレードに「たまんねぇぜ!」となるか「何を言ってるのかさっぱり分からん」になるかの二択なので、人を選ぶ作品だとは思う。
ちなみおじさんは「たまらん!」ってなった人
例を挙げよう。主人公たちの敵である「紅世の徒」にはその者の本質を表す「真名」とこちらの世界で呼ばれる通称(主にこちらの世界で有名な怪物や神の名)を持っている。さらにその紅世の徒はそれぞれ固有の「在り得ぬ不思議を現出させる術」である「自在法」(いわゆる魔法みたいなやつ)を持っていて、その自在法が発動する時に固有の炎の色が発現する。
もう、上の文章を読んだだけで大半の人は「何言ってんだコイツ?」と思うことでしょう。この作品の魅力は上に書いたような設定を登場する全ての”紅世の徒”が持っているという「設定の重厚さ」にあるとおじさんは思っています。
おじさんにスタレのシナリオがぶっ刺さってるのもこの作品の影響がかなり大きく、とにかく色んな設定を読んだり整理したりするのが大好き!って方には是非おすすめしたい作品です!(゚∀゚)
ちなみに、おじさんが一番好きな「紅世の徒」は"千征令" オルゴンさまなんだけど、今まで共感を得た試しがない(´・ω・`)
あまりにマイナー過ぎて画像検索してもほとんど引っかかってこないからピクシブ百科事典のリンクおいておきます。
アニメ化もされていますが、おじさんは断然原作派!
天国に涙はいらない
出典:ライトノベル「天国に涙はいらない」第1巻表紙
佐藤ケイ先生のライトノベル作品。イラストはさがのあおい先生。全12巻で完結。残念ながらアニメ化はされていないが、ラジオドラマは1作ある。
あらすじ
代々霊能力者の家系に生まれた主人公「賀茂是雄」は、お祓いや除霊の腕前はそこそこだが現代社会では霊能力者の需要などほとんどないため、経済的に苦しい生活を送っていた。ある日、呪われた教室のお祓いを引き受けた彼だったが、とても自分の力だけでは太刀打ちできな状況だったため守護霊を召喚することに。現れたのは凄まじい霊力を持つものの性格に「難あり」な熾天使アブデルだった。賀茂がアブデルの力を借りて、様々な心霊現象を解決していく姿を描いたラブコメ作品。
おじさんの感想
あらすじだけ見れば、よくある話じゃない?と思うことだろう。上では性格に「難あり」と書きましたが、みなさんはどんな性格を思い浮かべたでしょう? ワガママ? 酒浸り? 女好き? いやいや、このアブデル様は「美少女が大好きなロリコン」なのである。
ここまでお話すれば分かりますね。おじさんを幼女大好真君にした戦犯のライトノベルです。
美少女に対する熱い思いは全部、アブデル様から教わった
この作品を読んだことで様々な美少女が登場する作品の素晴らしさを知り、ギャルゲやら「~萌え」やらの知識を知ってしまったおじさんは、めでたく「オタク」への道をひた走ることになるのであった。
少し古典的ではありますが様々な属性(妹とかネコミミとか病弱とか)を持つ美少女たちが登場するような作品が好きな方にはおすすめの一作。アブデル様の熱い美少女への愛も必見です(´ω`)
レベリオン
出典:ライトノベル「レベリオン 放課後の殺戮者」表紙
「ストライク・ザ・ブラッド」や「ダンタリアンの書架」で有名な三雲岳斗先生のライトノベル作品。イラストは椋本 夏夜先生。全5巻と短めで、残念ながらアニメ化はされていない。
あらすじ
平凡な高校生「緋村恭介」はある日、道端に血まみれで倒れている少女を助けようとするが自らも重傷を負ってしまう。病院で目を覚ました彼だったが重症とは思えないスピードで体が回復し不信感を覚える。
いつも通りの生活に戻ろうとする恭介だったが、以前に助けようとした少女「秋篠香澄」が転校生としてやってきたことで状況は一変、香澄は自身が高い身体能力と戦闘能力を持つ特殊な存在「レベリオン」であることを告げ、恭介自身もその「レベリオン」になってしまったことが告げられる。かくして恭介は「レベリオン」たちの壮絶な戦いに巻き込まれていく。
おじさんの感想
舞台は高校。学内でバンドを組んじゃうようなイケイケな高校生である主人公が高い戦闘能力を有する「レベリオン」である美少女に出会い惹かれ合う。なんなら自分も「レベリオン」になって陰で暗躍する怪しい奴らと死闘を繰り広げる。中二病要素をこれでもかと詰め込んだ本作。
多感な子ども時代にこんなものを読んでしまったらどうなるか。お分かりでしょう?
立派な中二病患者やがみ少年の誕生である。もちろん、今も完治はしていない。
この「レベリオン」にはある特殊なウィルスに感染した限られた人間だけがなることができ(ウィルスに感染してもゾンビみたいになったり、死んだりする人がほとんど)それぞれ固有の能力を持っている。
例えば主人公「緋村恭介」は特殊な音波を発生させて対象を振動破砕させる能力「滅びの咆哮」の使い手である。この日本語に片仮名のルビを振るという表現技法は当時のおじさんにぶっ刺さりまくりで、なんなら今でもカッコいいと思ってる(`・ω・´)
古き良き中二病ライトノベルが大好きな方にはおすすめしたい1作です。
メメント・モリって言葉もこの作品で覚えた
おわりに
本日は少し古めのライトノベルを3作紹介させていただきました(゚∀゚)
これらの作品に出会わなければ、ロリコンで中二病な設定大好き人間「やがみおじさん」が誕生していなかったと思うと、なにやら不思議な気持ちになりますね(´ω`)
そんな碌でもない私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは今回はこの辺で! またね!
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